出会い系メールの登場による問題

IT社会から始まったメールですが、はじめは企業同士で簡潔に連絡をとる手段として使われていました。

その後、あるサイトで知らない人とメールアドレスを交換し、話をするようにメールをして親密になっていく、出会い系、メールフレンド募集のサイトが登場しました。
はじめは、自己紹介をして、メールフレンドを募集してますなどとコメントし、アドレスを公開します。そのアドレスに送る方は、自己PRを書いて、
自分のアドレスを送り、気があいそうな感じなら、そのまま交換日記のように、メールができます。うまくいけば、メールをしているうちに、
その相手に実際会いたくなって、どこかで待ち合わせをして、実際に会い、男女ならそのまま恋愛にまで発展するというハッピーな状況になります。

これがメール恋愛といいIT社会の第一のブームになりました。
しかし、こういう状況になるのは、初めだけだったのです。
問題が発生しました。気軽にメール交換をして、相手と出会うまでは、いいのですが、この出会うという状況を利用して、殺人事件や婦女暴行などが多発するようになってしまったのです。
このような状況になってから、出会い系、メールフレンドを利用する人が減ってしまいました。

みなさんが、メールって恐ろしいと感じたのは、このころあたりからじゃないでしょうか。
メールだけならず、掲示板にも、嘘の情報を載せて発信するようになる人が増えてきました。
そして、掲示板である特定の人物の誹謗中傷のコメントを載せたりするようになってきたのです。