社会人がSNSを利用するマナー

SNSは、リアルな生活では知り合うことがない人たちとかかわりを持てるプラットフォームとして人気があります。正しく使うとたくさんのメリットが期待できますが、社会人としてのマナーをきちんと守って使うことも大切です。

まず、社会人でなくてもSNSを使うなら基本的なマナーは心得ておかなければいけません。例えば、個人情報をさらすのはNGです。自分の個人情報だけでなく、友達や家族のプライバシーも守りましょう。また、リアルな日常で友人関係でも、ネット上でも友人になりたいかどうかはその人によって考え方が異なります。そのため、友達申請をする場合などは相手の意志を尊重することが、SNSのマナーの一つです。

また、SNSでの公開コミュニケーションは問題なくても、ダイレクトメールのような個人的なやり取りを嫌がる人もいます。そうした点にも配慮が必要と言えるでしょう。

社会人がSNSを使う際には、職業倫理は必ず守り、守秘義務に触れるような投稿をしないように徹底しましょう。こうした守秘義務違反をすると、最悪の場合には懲戒免職となる可能性があります。何気なく行ったSNSの投稿が原因で、仕事を失う可能性だってあるのです。もしも仕事と何かしら関係がある投稿をする際には、不安なら上司に相談するという方法がおすすめです。それが会社にとって不利益をもたらさないことを上司に確認すれば、安心してSNSを楽しめるのではないでしょうか。

著作権侵害に対して注意することもまた、社会人に求められるSNSマナーです。特にダウンロードとアップロードに関しては、知らなかったでは済まないケースが少なくありません。